なぜ日焼けするの?日焼けが起こるメカニズムとは?

「日焼けはお肌に悪い」ということは、美肌を目指す女性なら誰もが知っている常識です。「しみの元になるから」「しわの元にもなるっていうし・・・」などなど。その理由を、ご存じの方もきっと多いでしょう。

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美肌の観点から見ると、日焼けは悪いことばかり。それなのに、どうしてお肌は勝手に日焼けしてしまうのでしょうか?

実は、それには人間が生きていく上で必要な、重要な働きが関係しています。そのため、この日焼けが起こる理由を正しく知っていると、これから取り組むべき日焼け対策を、より深く理解できます。

icon-hand-o-up ここでは、その「日焼けのメカニズム」について、まず解説していきましょう。

日焼けは、細胞の遺伝子を守るために起こる!

太陽の陽射しに長く当たっていると、肌が黒く変色します。とくに、夏場の強い陽射しの下にいると、すぐに黒くなってしまいますよね。これには、太陽の光に含まれる「紫外線」が大きく関係しています。

太陽の光を浴び続けるということは、同時に紫外線がお肌に当たり続けることになります。だいたい20分程度、紫外線が肌に当たり続けると、肌細胞の中で変化が起こるようになります。つまり、肌が真っ黒に日焼けしていきます。

これは、肌の奥底にある基底層の細胞が、紫外線の刺激から遺伝子を守るために、メラニン色素を作りだすことが原因です。

では、なぜこのような現象が起こってしまうのでしょうか。これには、生命の生存本能が強く関係しています。強い紫外線は、実は肌細胞を傷つけ、変化させてしまうほどの強さがあります。

icon-exclamation-triangle 人によっては、肌が赤くはれ上がって水ぶくれができてしまったり、場合によっては、皮膚がんになる原因にもなるほどです。そのため、肌の細胞は紫外線があたると、細胞の中で紫外線に対する防御する機能が自動的に働くのです。

では、肌細胞の中で何が起こるのでしょうか。順を追って解説していきましょう。

★日焼けが起こるまでの細胞のメカニズム

  • 1:約20分以上、紫外線を浴びる。
  • 2:肌の基底層にある色素細胞(メラノサイト)の中にある、チロチンというアミノ酸から生成された細胞が反応します。つまり、紫外線があたると、「紫外線があたってるよ!」と知らせる酸化酵素チロチナーゼが情報を伝達して、次々とメラニン色素を作りだします。
  • 3:作られたメラニン色素が、表皮近くにまで移動していきます。そこで、日焼けが起こります。
  • 4:肌表面に集まったメラニン色素が、紫外線を跳ね返し、肌の基底層まで届かせないように防御します。肌が黒くなるのは、このためです。
 icon-hand-o-up つまり、人間の生存に欠かせない遺伝子を守ろうとする働きが、日焼けを起こすというわけです。

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